seven-day terrorism (1)

Category : 翻訳
これから1日1ずつアップする記事は、今年の2月頃、Hasse Fröbergがfacebookにアップした文章です。基本、英語で書き込みをする人ですが、このシリーズはスウェーデン人向けだったようで、ほぼ全文スウェーデン語です。

以前mixiで流行った「バトン」のようなもので、1日1曲ずつ7日間、特別な思い出がある曲(好きな曲とは限らない)について書くというもので、当時スウェーデンのコミュニティで流行っていたそうです。1曲アップする度に、次の「人」を指名するルールもあったようで、HasseはMoon SafariのPetter Sandströmから指名されました。ちなみにHasseは人の指名はしていません。彼の音楽遍歴を垣間見るようで、大変でしたが、なかなか興味深い作業でした。

毎度「翻訳」の回には言っていますが、私はほぼ独学でスウェ語をやっているので、誤解した訳もあると思います。今回は本当に分からないところは本人に確認してもらったので、大きな間違いはないと思いますが、意味不明な日本語があっても見逃してください(^^;)。

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Dag 1
Hej Petter Sandström, jag tackar allra ödmjukast för förtroendet. 7 dagar! Jag måste erkänna att tid är hårdvaluta i tider som dessa men jag ska se vad jag kan göra ( oj...det lät märkvärdigt det). Till att börja med så måste jag erkänna att jag alltid föredragit album framför låtar. Detta av den enkla anledningen att det ger mig mer. Att lyssna på en hel platta är enligt min mening mycket intressantare och gör upplevelsen större än att bara lyssna på en låt.

Som sagt 50+ innebär att man har avverkat olika genrer under olika perioder i livet (diggade Van the Man som fan ett tag under 90-talet) men det är klart, det finns alltid vissa artister, plattor, låtar som har hängt sig kvar sedan man var liten. Under årens lopp har det blivit allt mer sällsynt med dom här riktiga "aha upplevelserna" eller att få sig en riktig haksmäll kanske är en bättre beskrivning? Hur som haver, någon gång under 90-talet hörde jag "Grace" med Jeff Buckley. Klockorna stannade och hans sångröst kröp in under skinnet på mig och inte nog med det. Det finns ett helt gäng fantastiska låtar på skivan också. Jag skulle kunna ta vilken som helst men en dag som denna väljer jag "Lover you should've come over".
Oavsett vad det blir för låtar så ska dom icke rangordnas och faktum är att om Petter skulle fråga mig detta om ett halvår så kanske det skulle se annorlunda ut. Ha det så fint och sköt om dig nu unge Herr’n!

Jeff Buckley- Lover, You Should've Come Over
https://youtu.be/hXe1jpHPnUs

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1日目(2月9日)
やぁ、Petter Sandström、依頼してくれて誠にありがとう。7日!あまり時間がないと言っておかなければいけないけど、できるだけやってみるよ(あぁ、変に聞こえるね)。まず始めに、僕はアルバムを頭から聴いていく方が好きだってことだ。その方が僕に与えてくれる物が大きい、という単純な理由だよ。アルバム全体を聴くということは、僕の意見だけど、ずっと面白いし、たった一曲を聴くより多くの経験をさせてくれるんだ。

50歳以上というのは、人生の異なる期間において様々なジャンルをカヴァーしてきた、と言われる(90年代、僕はVan Morrisonに死ぬほど入れ込んでたんだ)、でもこれは明白だよ、いつでも長く生き残るアーティスト、アルバム、曲は君が小さい時から存在している。時の経過の中で、しっかりした「アハ体験」をするのはどんどん稀になっていく、それか、ガツンと殴られる、と言った方がいいかな?とにかく、90年代に僕は何度もJeff Buckleyの「Grace」を聴いたんだ。時は止まり、彼の歌声は皮膚の下に忍び込み、それだけじゃなくて、アルバムのどの曲も本当に素晴らしいんだ。どの曲を選んでもいいけど、今日は”Lover You Should've Come Over"にするよ。

どういう曲になるかは別にして、これはランク付けするものではないし、実際、Petterが半年後に僕に尋ねたら、多分違うものになっていただろうね。ではみんな、ごきげんよう!

Daniel Gildenlöwの感染症

Category : 翻訳
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photo by Momodisson 2004.05.28.

またニッチな話題で…。

Pain of SalvationのリーダーであるDaniel Gildenlöwは、一時期The Flower Kingsに在籍していたり、Transatlanticの第五のメンバーだったりで、The Flower Kingsファンにとってはおなじみの人物です。今年の初めに重篤な感染症にかかり、Transatlanticのツアー参加や、TFKのツアーサポートをキャンセルせざるを得なかったことは、記憶に新しいところです。

最近、スウェーデンのテレビ局SVTのサイトに、Danielの短いインタビュー動画がアップされているのを見つけました。テキストの方を見ると、Danielが感染したA群レンサ球菌についての記事で、スウェーデンで近年感染者が増えているというものでした。

(2年前、Träd, Gras och Stenarのドラマー、Thomas Mera Gartzが急逝しましたが、この感染症だったのではないかと思っています。スウェーデンの新聞サイトを見て回ったところ、はっきりとした死因を書いているところはなく、「なにかの感染症だったのではないか?」という記述を所々で見かけただけです。勿論、異なる死因の可能性も大きいです。)

実は日本でも増えているらしいです。感染症についての詳しい記事はこちら。北里大学の研究室のようです。
http://strep.umin.jp/beta_hemolytic_streptococcus/index.html

ものはついでに、日本語に直してみました。細かいニュアンスは違うかもしれませんが、大体合っていると思います。動画のインタビューとテキストは、大体同じ内容です。

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Musikörat(長文)

Category : 翻訳
Musiköratというのは、Uppsalaにあるレコードショップです。2004年にUppsalaでTFKを観たとき、行動を共にしていたYさんから教えてもらったお店でしたが、タイミングが悪くて、私は店舗の中に入ることはできませんでした。

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当時の写真 Photo by momodisson

その後、閉店したというニュースを聞いたときは、とても残念でした。しかし2010年に、HFMCのライブを観に行ったとき、「¨Orat」という店を中央駅近くで発見しました。始めは、店舗の中にHFMCのライブ告知のポスターが貼ってあったのに驚いて(街の中でポスターを見たのは、この一回だけ!)、思わず中に入りました。それからCDをいろいろ見て、値札のシールに「Musikörat」とプリントされているのに気づき、店舗がここに移転したのだとわかりました。この時はUppsalaの市街地で4,5件のレコードショップに入りましたが、プログレをまともに扱っている店は、ここだけでした。(昔は、StockholmのMellotoronenに行けばよかったんですが、ここも数年前に閉店しました。)

数週間前、”友達”の誰かが、Facebookでこの記事を紹介していました。記事は2008年と古いのですが、店に何があったのか知りたくて、ちょっと頑張ってみました。なかなか面白い内容でしたが、私には手強い文章だったので、わかるところだけを抜粋して、箇条書きにしました。

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UNTの「Desolation Rose」評

Category : 翻訳
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photo by momodisson

TFKの地元Uppsalaの新聞Uppsala Nya Tidningに「Desolation Rose」のアルバム評が掲載されました。レビュワーはUlf Gustavsson氏。きっとこの新聞の文化部・プログレ担当者。短いので日本語をつけてみました。原文はこちらです。鳥さんマーク4つなので、なかなかの高評価です。

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【プログレの星達は全天に輝く】
 UppsalaのFlower Kingsは、彼らの新しいアルバムで、自身の音楽を精錬し続けている、とUlf Gustavssonは書いている。
 プログレの国際的な楽園でトップクラスのバンドの一つ、UppsalaのFlower Kingsは、自身のスタイルを精錬し、発展し続けている。全体的に力強さがある。強力なメロディ(Beatlesの伝統にルーツを持つような)に、ダイナミックかつ楽しげなバンドの演奏と、かっこいいソロの応酬がある。
 新しく加入したドラマー、Felix Lehrmannは、複雑にうねる音の建築に、重さと不動の基盤を与えている。例えば"Sleeping Bone"では、それが良い効果をもたらしている。

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前作「Banks of Eden」に関連したインタビュー等を読んで、TFKが求めているのは、繊細な美しさや複雑なアンサンブルでなく、ロック的なパワーである、と私は考えていたので、このレビューを読んで、新作への期待が膨らみました。ちなみに、Ulfさんのお気に入りの曲は"The Resurrected Judas"だそうです。

レビューのタイトル、「Proggstjärnor lever på helheten」は、直訳すると「プログレの星達は大局で生きる」みたいな、わかるようなわかんないような感じになります。本文の中に"himmel" (heaven、skyの意)があったので、それに引っかけて意訳してみました。多分間違ってます(おい)。

Jonas Reingoldのインタビュー

Category : 翻訳
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photo by momodisson

 Göteborgのロック愛好団体Göteborg Artrockförening (GARF)に掲載されているJonas Reingold(The Flower Kings, Karmakanic, Agents of Mercy, etc.)のインタビューです。インタビューをした時期は書かれていませんが、内容から察して、2012年の7月半ばから8月半ばの間に行われたと思います。インタビュアーはおなじみDaniel Reichbergさん。3月に掲載したCoste Apetreaのインタビューも、ここから引っ張ってきました。

 私のつたないスウェーデン語なので、話半分で読んで下さい。ではどうぞ。(原文はこちら
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Costeのインタビューの全訳

Category : 翻訳
3/16付のエントリー「DEN STORA PROGGLÅDAN」で紹介したKateさんの記事の元になった物です。自分的に怪しい箇所、うまく日本語にできなかった箇所は除いて、彼女に渡しました。ということで、このエントリーの記事には、日本語が不自然な箇所や、意味がわからない文章も多々あります。もちろん、私のスウェーデン語は未熟で、否定・肯定の部分から間違えている可能性さえあります。そのあたりを考慮して読んでいただけたら幸いです。日本語に直しているときに気になった事を、文中()内に残してあります。

(Interview from)
http://artrock.se/intervju/intervju_62.htm
DEN STORA PROGGLÅDAN - intervju med Coste Apetrea

The Great Progg-box

ヒッピーの馬鹿騒ぎ、ヘヴィーロック、スターリン主義、フェミニスム、ブルース、フォーク、ジャズ、シンフォ、ポップ、パンク、ユーモア…。そう、これは元Samla Mammas MannaのギタリストCoste Apetreaがまとめた途方もないボックスセットだ。3年にわたり、ApetreaはSveriges Radioのアーカイブを発掘し、そして巨大なものが3月にリリースされる−なんと−40枚組なのだ!薄ら寒い1月の金曜日、僕は電話に飛びつき番号を打ち込み、質問を始めた。

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SRMのインタビュー

Category : 翻訳
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今頃なんですが、6月にスウェーデン現地で買ってきたSweden Rock Magazine掲載の、Hasse FröbergとTomas Bodinのインタビューを訳してみました。なかなか面白いインタビューでした。
本来、メインはRoine Stoltで、この二人のインタはおまけみたいなモノなんですが、Roineのインタは長いので(^^;)、時間と気力がある時に挑戦してみたいと思います…多分…。

原文がスウェーデン語なので、どうしても調べきれなかった単語やニュアンスがあります。なので、曖昧なところは省いて、箇条書きにしました。


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プロフィール

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Author:momodisson
変なハードロックと、プログレの端っこが好きです。ビールも好きです。
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